LA PLUS共育センターでは、必要に応じて、国家資格キャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティング（カウンセリング）を行っています。

　キャリアコンサルタントは、お話をさせていただく中で、ご本人自信の思いや自分のことに気づき、悩みや希望、思いを整理し、自分で自分のこととして決定をしていくことができるようにカウンセリングを行います。したがって、キャリアコンサルティングでは、基本的に指示や命令は行いません。
　障害のある方の場合、色々な気持ちや思いを話すことが苦手であったり、色々な思いはたくさん持っているけれど、整理をすることが苦手であったり、順序立てて伝えることが苦手な方も多くいらっしゃいます。
　LA PLUS共育センターでは、そうした方の苦手とすることに応じてシートを作成し一緒に記入をしながら面談を行うなど、「話す」「聞く」「質問する」だけでなく、「一緒に整理をしながら記入」「見てわかる」「見て気づく」など、その人の特性に応じたキャリアコンサルティング行っています。

　自分のキャリアは、誰かに指示をされて、誰かに決められるのではなく、自分で自分のことを知り（自己理解）、そして自分で自分のことを決め（自己決定）ていく。それがキャリアコンサルティングの基本であり、それは障害があっても同じです。

　「自分で気づいた」「自分で決めた」ということは、人として大切にしていかなればならないことだと思います。

（佐々木）