【滋賀・彦根】発達障害・うつ・難病・ひきこもり・高次脳機能障害等生きづらさを抱える人たちの相談・就労支援・生活支援・居場所(障害福祉サービス)

「整理・整頓」プログラム、「笑いと反省」

LA PLUS共育センターでは、日々の暮らしを安心・安定して送れることを、とても大切にしています。
学校では教わることのない日々の暮らしの中のことは、多くあります。でも知らないために不安に思っておられる方は、意外と多くおられます。
先日の午前中の社会生活のプログラムでは、「整理・整頓について」を行いました。
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子どものころに、親に「部屋を片付けなさい」と言われ、「なんで? うるさいなぁ」と思われたことがある方はおられませんか。ちなみに、私もそのひとりですが…(汗)。
でも、大人になるまでに、なんとなく「かたづけるのが普通だから」とか、「会社でみんながきれいにしているから」など、なんとなく「普通」に「整理整頓」をするようになった人も多いですよね。また、色々な経験の中で、「片付けをすると効率が良くなった」「かたづいていると気分が良い」「こんな部屋に住みたい」などを自分自身が感じたことで、「整理整頓」をされるようになったという方も多いと思います。
でも、その「なんとなく大人になる」ことや、「たくさんの経験をする機会がなかった」、「理由がわからないからできない」「やり方がわからない」。そのような方も、意外といらっしゃるのではないかと思います。
LA PLUSでは、まずは「なぜそれが必要なのか」を知る。「やり方」を知る。そして、「自分に必要なことと感じ、できるようになる」ことを、段階的に目指します。
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「整理」と「整頓」って、何が違うの? 「日常生活での整理整頓」と「会社での整理整頓」は、目的自体が違うの?
ワーク資料などを作成している私たちも、勉強になることがたくさんあります。
日々、なにげなく行っている「整理整頓」。
「やるのがあたりまえ」「整理整頓をしましょう」「やりなさい」ではなく、今一度、「なぜ」からきちんと見直し、みんなで学びました。
LA PLUSの代表、小野の机が少しかたづいたことに、若干笑いがこらえられません。「しなさい」というより、自ら知る、感じるですね(笑)
 
次回の社会生活では、ゴミの出し方を、ゴミカードと分別シートを使って、みんなでやってみる予定です。
カードやシートを作っていた私が、きちんとできていないことにたくさん気づきました(反省)。

〈センター長:佐々木〉

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