【滋賀・彦根】発達障害・うつ・難病・ひきこもり・高次脳機能障害等生きづらさを抱える人たちの相談・就労支援・生活支援・居場所(障害福祉サービス)

介護職場で,働く生きがいを見つけました

スタートは,障害者就職面接会

LA PLUS共育センターの利用を始めて6ヶ月のAさん.昨年の9月の湖東地域障害者就職面接会に参加しました.その会場で出会ったのが介護補助の仕事でした.
今まで,就労継続支援B型で働いたことはありましたが,一般就労は初めての経験です.
職場見学を行い,半日体験,一日体験,2回の職場実習を経て,今年(2018年)の1月にトライアル雇用としての採用が決まり,4月からは正式採用となり,現在も働きつづけています.

職場実習を通して,仕事開拓につながる

職場にとっても,Aさんにとっても,初めての体験でした.介護の現場で,直接介護の仕事ではなく,介護補助として,食事の準備・片付け,清掃,簡易な事務作業,シュレッダー作業,テーブル・ドア・水回りなどの清潔,タオルたたみなどの仕事を切り出していただき,自分の持っている力で働くことができることと,さらにできることを増やしていく可能性を見出すことができました.実習を行ったことで,Aさんも会社も一定の不安を解消し,トライアル雇用から始めていただくことができました.
また,雇用に当たっては,報告・連絡・相談や仕事の仕方,慣れていくために要領を身に付けることなど職場でのサポートの必要性もあることから,滋賀県障害者職業センターを通じてジョブコーチによる職場での支援をお願しました.

やりがいをもって働き,自立した生活を夢見て

4月からは短時間雇用からですが正式採用となり,「お年寄りの利用者の方から,きれいにしてくれてありがとう!」と声をかけていただくことや「同僚の皆さんから,頑張ってるね」といっていただけることに,喜びと幸せをいっぱい感じているそうです.
もっとスキルを身につけフルタイムで働くことや介護の技術を身に付けて介護職として働くことをめざすことで将来の一人暮らしをする夢を実現していきたいと,笑顔で語っています.

働く力を将来の夢につなげようと頑張っているAさんの未来を応援しつづけます.

(代表 小野)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

カテゴリー